大阪府・泉宗良

まだ演劇を続けることになった

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大阪府を拠点にうさぎの喘ギを主宰する演出家・劇作家の泉宗良さん。大学では文芸部に入ろうと思っていたものの、「演劇の台本なら文字数が少ない」という理由から演劇サークルへ。そこで演劇の面白さを感じられずにいたが、大学2年で初めて大阪の小劇場演劇に触れ、「上演そのものが面白い」作品に衝撃を受け、うさぎの喘ギを立ち上げる。祖父の死や東日本大震災の記憶から生まれた「現代人の実感の喪失」を長く創作のテーマとしてきたが、卒業後に社会で働き始めることで、政治や社会問題が自分自身の実感を伴うものへと変化していった。現在はウイングフィールドで働きながら創作を続ける。30歳までに結果が出なければ教師になるつもりだったが、節目の年にKIPPU、KYOTO EXPERIMENTへと活動が広がる。「ここで辞めるのは違う」と、これからも大阪で実験的な演劇を続け、次の世代に「大阪でもやれる」と示せる存在を目指している。

泉宗良

劇作家・演出家。1996年大阪生まれ。大阪教育大学 教育学部を卒業。在学中にうさぎの喘ギを旗揚げ。以降殆どの作品で作・演出を担当する。2022年よりウイングフィールドスタッフ。劇評企画や、安全な稽古場運営のためのワークショップ企画等を立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。NPO法人大阪現代舞台芸術協会(愛称:DIVE)理事。西陽<ニシビ>プロジェクトメンバー。第23回AAF戯曲賞大賞受賞。